暦いろいろ 一粒万倍日って?

カンタンにまとめると

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち)は、選日の1つ。 「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味で、一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。また、長い歴史の中で「一粒万倍日」は暦に記載されていない時期もあったらしい。ついでに日本の暦や、そこに記載されている暦注などを調べたら、とても奥が深くて面白そうだった。

 さて、先に挙げたコラム「ライオンズゲートについて」にも書いていたのですが、最近良く見ているYouTube動画「タロット占い」で使われているスピリチュアル用語?占い用語?に疑問を持ち、それを調べてはメモ代わりに書いているコラムです。

 今回は「一粒万倍日」。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち)は、選日の1つである。 「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味である。一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。

(Wikipedia 一粒万倍日)より

 さっそくウィキで調べてみたら、以上のような感じでした。なるほどなるほどですね。1ヶ月に4〜6日ほどあるみたいです。webにカレンダーなども掲載されていますし、今後は「ライオンズゲート」とともに要チェックですね!

 さて、これを調べているときに、この「一粒万倍日」が暦に記載されている時期について面白い発見がありました。
 もともとこれを調べだしたきっかけが、カレンダーに記載されていて自分が知っている吉凶を示すワードといえば「大安、友引、仏滅」などで、この「一粒万倍日」って記載されていたっけ?と思ったところからなのです。そこで、この「一粒万倍日」が暦に記載されていた時期を詳しく見てみると、862年から1685年までの823年間、そこからしばらくは記載されない時期があって、次は新暦(グレゴリオ暦)が始まってからまた復活したようなのです。新暦っていうのは今の私たちが使用している暦の事。日本に新暦が導入されたのは1873年らしいので、その頃からは記載されていたのですね〜。全然知りませんでした。ちなみに1685年から1873年までの188年は、短い期間で暦が変更になっていて、それも驚きでしたね。
 あと、その暦に記載される暦注(日時・方位などの吉凶、その日の運勢などの事項)には、先に記した大安、仏滅などを示す「六曜」の他に「二十四節気」「七十二候」「十二直」などいくつかあり、過去の時代に重要視されていて今はそれほどでもない暦注など、その種類やそれが生まれた背景などを調べてみると、暦ってその時代時代でこんなに変わってきてるものなんだなぁと驚かされました。

 ぜひ、興味を持たれた方があれば調べてみてくださいね!