宇宙〜深遠な暗闇〜
The Universe -Profound darkness-
私が占星術というものを勉強するまでは、夜空は月や星が輝くただの暗闇でした。まさかこの「宇宙」から、私たちが自分自身をも変化させてしまうような影響を受けていようとは、まったく想像もできませんでした。
さて、天文暦によれば2010年にギャラクティックセンター(以下GC)は、射手座の28度(サビアンシンボルの意味を解釈したいので、天文暦の度数にプラス1度しています。)に入っています。
このGCの運行を天文暦で見ると、1つの星座を2200年前後で移動するようで、1つの星座が30度であることから、その星座の1度ずつそれぞれの意味が反映された状況が、約70年近く続くことになります。2010年10月に、このGCが射手座の28度に入り、世の中に大きな変化が起きたように感じました。
12星座の360度すべてに象徴的な詩文をあてはめた“サビアンシンボル”からの射手座の28度のメッセージは、AN OLD BRIDGE OVER A BEAUTIFUL STREAM IS STILL IN CONSTANT USE 「美しい川にかけられた古い橋が、いまだに頻繁に使われている」。射手座という星座の性質が、知識や情報をある枠組にあてはめた場合に得られる、多くの人や広い範囲に役立つような意義や思想などの発見や探求であるとするならば、28度はその探求の果ての成果物であり、29度〜30度はその個人的な微調整や顕示であるように思います。
しかも、GCの射手座は、2000年近くも続いてきたのですから、すでに私たちが全く意識することなく日々活用している多種多様な思想の新たな探求が終わり、その維持管理に移ったという事ですから、インパクトは相当に強いのではないでしょうか?いろいろな科学技術の発展はもとより、宗教的な教義、霊長類としての人類の意義付けなどなど、広範囲にわたる相当な物事のベースになっている考え方の進歩がここでストップするのではないか?また、その事が私たち人間に与える精神的心理的影響などもかなり大きいのではないか?(2000年スパンの影響ってどのくらいなのか、大きすぎて、今のところ感覚的には測りかねているのですが…)など、とても不安に感じています。
今後も、このことについて現実を観察しながら、気がついた事を付記していきたいと思っています。